サファル

昨夜サファル君が永眠しました。
朝は立てれたのですが、昼からは立てれなくなり、20時頃旅立ちました。
思えばこの子ほど人間に翻弄された子は居ないかもしれません。
初期調教が人間の怠慢で馬房に入りっぱなしで足腰が鍛えられなく。
装蹄も人間の怠慢で両前足の腱の損傷。
止めは真夏の炎天下放置による熱中症で免疫力低下。
なぜチョットした事に気を付けてやれなかったのか、サファル君に謝りたい気持ちでいっぱいです。
家の子(馬)達もそうですし、ごく一部の馬を除けば、皆人間が管理し柵に囲われた中で、人間が与えた物を食べ、与える運動をし、人間の健康管理に任せるしかない馬生を送っていると思います。
馬達は自分では何も出来ない環境なんですね、生かすも殺すも全て人間が握っているのです。
よく虐待の話しを聞く事があります、他人事だと思って聞いていますが、もしかしたら50歩100歩かもしれません。
馬は命の全てを人間に任せているのです、その人間が怠慢であったり、気の迷いで馬の事が見えなくなったり・・・・。
私は本当にこの子達を飼育してもいいんだろうか・・・・。
せめて養老牧場が出来るまで待ってほしかった、生まれ故郷に近い環境を見せてやりたかつた。

みんな敏感、グレースは分かっていた様、古い友達のドレイク君も心配そう

サファル」への2件のフィードバック

  1. さくら

    サファル君・・・
    心からご冥福をお祈り申し上げます。

    虹の橋へ、心安らかな旅立ちでありますように。
    かわいいサファル君、本当にありがとう。

    返信

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