みんな(馬)の幸せ

放牧したり曳馬をしてもらったり、会員さんにお八つを沢山もらったり、みんな(馬)本当に幸せです。みんな(馬)の幸せな顔を見ていたらどうしても亡くなった子(馬)達の事を思い出します。自分の力のなさをいつも痛感させられますが、遠くの場所で無くなった子(馬)は亡くなった状況が分からないので私の中で納得行かない事があります。                        ある乗馬クラブのオーナーが「年寄りの馬に過酷な仕事をさせるのは辛いから、若い馬が欲しい」と言われるので競走馬でとても大事にされている方の子(馬)をお世話しました。ところが一週間もしないうちに居なくなり元持ち主さんが探したところ遠くの乗馬クラブに売られていました。私もすぐにそちらに伺って責任者の方に話を伺ったのですが、確かに買ったと「売主は海外に行って話は出来ない」と言うのでその方と後日元飼い主さんと伺って突っ込んだ話をしたのですが、のらりくらりと・・・「仕方ないから兎に角大事にして」と言う事で帰りました。そしてまた1週間後「疝痛で苦しんでいる」と元飼い主さんに電話があったそうです。私もどうしたらいいか・・、グレースでは厩舎がいっぱいで入れない状況だったのでお世話したのですが、もうこんな事でグズグズしていたらその子(馬)がどうなるか分からないと思い元飼い主さんに「連れに行きましょう、グレースに下さい」と言って先方に連絡して頂いた所、亡くなったと・・・。後悔先に立たずで唖然として、いまだに「あんなに元気だったのに」と。死に様を見ていないと心のケリがつかないものですね、見たら見たで辛いのですが。

沢山の死に目や辛いことを経験すると、今してやらないと、と思いつい手が出てしまうんですね。甘やかしにならない様に注意しないといけないんですが・・。長話すいませんでした、みんなの幸せな顔を見てそういう事を思い出すと言うのは変なんですが、なんででしょうね。

 

歳を取ってもとても元気、曳馬をしたら人間を引っ張ります、曳馬ではなく曳人です

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じゃれ合っています、だんだん本気になります、子供の喧嘩といっしょです

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この後は奥に行って仲良く少ない雑草を食べていました。

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